22.靴を嫌がる子ども、どうしたらいい?
「靴を履こう!」と言った途端に、全力で嫌がる子ども…毎日のことだと、親としてはちょっと疲れてしまいますよね。
特に幼稚園や小学校に通うようになると、靴を履く場面は避けられません。
それでも無理に履かせるのではなく、子どもの気持ちに寄り添いながら原因を探ることで、少しずつ克服できることもあります。
今回は「靴を嫌がる理由」と「スムーズに靴を履いてもらうためのコツ」をお伝えします!
1. そもそも、なぜ靴を嫌がるの?
子どもが靴を嫌がる理由にはさまざまな要因があります。
例えば、こんなことが考えられます。
✅ 靴の素材がかゆい・きつい
履き心地が悪いとストレスを感じやすくなり、不快感で履くのが嫌に。
✅ 足の形や幅に合っていない
窮屈だったり、逆にブカブカすぎたりすると不快に。
✅ デザインが気に入らない
子どもにも(そのときの)好みがあります!昨日まで喜んで履いていたのが嘘のよう・・(笑)
まずは、子どもがなぜ靴を嫌がるのかを冷静に観察してみてください。靴の機能性に問題がある場合は靴の見直しからはじめてみましょう!
2. うちの子だけじゃない!?靴を嫌がる子ども、あるあるエピソード
「なんでこんなに靴を履くのを嫌がるの…?」と、毎回苦戦する方もいらっしゃると思います。せっかくお出かけしようと思っても、
子どもが靴を履いてくれないと親としてはイライラしたり、不安になったりしますよね。
でも安心してください!靴を嫌がるのは、実は多くのママやパパが経験することです。ここでは、靴を嫌がる子どもたちによくあるエピソードをご紹介します。
🗣 靴を履かせようとすると全力拒否!
「さぁ、お出かけしよう!」と思ったら、子どもが靴を履くのを全力で拒否。裸足で逃げ回る姿に、「もう時間ないのにー!」と毎回焦ります…。
🗣 靴をポイッ!公園やスーパーで靴脱ぎ事件
気づいたら靴が片方ない!?スーパーや公園で知らないうちに脱いでいて、慌てて探し回るハメに…。
🗣 お気に入りの1足しか履かない問題
「これじゃなきゃイヤ!」と、サイズアウトしてる靴やボロボロの靴しか履かなくなる。新しい靴で目を引こうと頑張っても、見向きもせず…。
🗣 足に合わないとすぐ「痛い!」と訴える
「痛い」「キツい」「なんか変」と、違和感に敏感。小さい子ほど、具体的にどこが痛いのか説明できないので困ることも。
🗣 「明日この靴履く!」と喜んで決めてたのに…
前の日は「これ履く!」と大喜びしていたのに、いざ朝になると「やっぱりイヤ!」と全力拒否。昨日までのワクワクはどこへ…?理由を聞いても「なんかイヤ!」の一点張りで、結局いつもの靴に落ち着くことも。
🗣 急に靴のこだわりが爆発!
「今日はこれ!」とお気に入りの靴を履くのかと思いきや、なぜか長靴を指さして「これがいい!」。しかも快晴の日でもおかまいなし!どんなに説得しても譲らず、おしゃれやこだわりが芽生えたのか…と成長を感じつつも、親はちょっと困惑。
3. 靴を履く時間を楽しいものに変える工夫
靴を嫌がる子どもにとって、靴を履く時間はストレスになることも。
そんな時は、履く瞬間を「楽しいもの」に変えてみましょう!
✅ 遊びの延長で履く
かくれんぼの「スタート!」は靴を履いてから!とか遊びの中の1つに!
✅ おしゃれアイテムと組み合わせる
靴下や靴とコーディネートを楽しむ。「この可愛い靴下と一緒にこの靴を履いてみよう!」
✅ 好きなキャラクターの靴を選ぶ
お気に入りなら「履きたい!」につながる。
ちょっとした工夫で、靴を履くことが『楽しい時間』に変わるかもしれません。ただキャラクターやデザインだけで靴選びをすると、最初は喜んで履いてくれるかもしれませんが、履き心地が悪かったり、足に合わなかったりすると次第に嫌がることも。見た目だけでなく、履きやすさや機能性も重視して選ぶことが大切です。
4. 無理は禁物!子どものペースに合わせてみよう
最後に大切なのは、無理に履かせないこと。
靴を履くのが苦手な子には、少しずつ慣らしていくことが大事です。
✅ 家の中で短時間履かせてみる:少しずつ靴に慣れてもらう。
✅ 焦らず声かけをする:「履けたね!」とポジティブな言葉がけを。
✅ 無理強いはしない:嫌がる気持ちに寄り添ってあげる。
「靴を履く=楽しい!」と思えるような環境づくりができると、少しずつ抵抗感も減っていくはずです。
とはいっても、靴選びはお子さんの気分やこだわりによって日々変わっていく難しい問題ですよね。でも少しずつ試行錯誤しながら、子どもが快適に履ける靴を見つけていくことが大切です。
子どもの気持ちを尊重しながら、一緒に解決策を見つけていくことで、靴を履くことが楽しくなるかもしれません。ぜひ、お子さんと一緒に楽しみながら、靴選びや履く環境を整えてみてくださいね!
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